じんましん・あせも

じんましんとは

皮膚に赤みのある膨れあがりができ、激しいかゆみを伴うことが多い皮膚疾患です。じんましんの原因は多種多様であり、原因をつきとめるのは難しいです。じんましんは、抗ヒスタミン薬によって、一時的に治まりますが、各々のじんましんの原因を突き止めて、その原因を避けることが、じんましんを予防するために大切なことです。

じんましんの原因

アレルギー性じんましん

アレルギー性じんましんは、食品が原因となる食事性・ハウスダストや花粉などが原因となる吸入性・抗生物質などが原因となる薬剤性・虫に刺されることが原因となる刺咬性などがあります。

温熱じんましん

温かい外部刺激により、体の一部の体温が上がったことが原因で発症します。例えば、エアコン、ストーブ、布団、お湯などが挙げられます。

寒冷じんましん

冷たい外部刺激により、体の一部の体温が上がったことが原因で発症します。例えば、クーラー、扇風機、氷、冷水などが挙げられます。

機械的じんましん

機械的じんましんは、皮膚への外部刺激によって発症します。例えば、腕時計・ベルト・下着などによる締め付けなどが挙げられます。

日光じんましん

紫外線が強くなる春から夏など、日光に当たった部分にじんましんができます。

コリン性じんましん

運動、入浴、緊張などによる発汗が原因で発症します。汗を拭き取らずに放置することでかゆくなります。

心因性じんましん

過度なストレスなど、精神への負担からじんましんが起こります。

病巣感染によるじんましん

病巣に住みつく細菌の毒素や残った組織などが原因となり、じんましんが発症します。

仮性アレルゲンじんましん

ヒスタミンを多く含む食品を食べた時に、じんましんが起こります。例えば、バナナ・セロリ・ほうれん草などが挙げられます。アレルギー性じんましんをさらに細分化したものです。

皮膚疾患の多くは発疹が起こるため、自身の症状がじんましんによるものかは判断がつきにくいことがあります。じんましんか、その他の皮膚疾患かで治療方法や予防方法が異なりますので、異常が現れたら皮膚科を受診してください。また、じんましんは強いかゆみを伴うことが多いですが、かきむしると悪化しますので、お子様などが掻きむしってしまわないように注意が必要です。

あせもとは

あせもは、主に汗をかくことが原因で、かゆみを伴う赤いボツボツができる皮膚疾患です。ひとえに汗が原因といっても、その原因は汗を大量にかくことのみに限りません。

あせもの原因

汗を大量にかくこと

汗を大量にかくことで、皮膚の汗管(かんかん)がつまり、汗をうまく排出できずに溜まった汗が水ぶくれになり、炎症を起こすことであせもができます。気温や運動による汗以外に、更年期障害・多汗症・肥満・甲状腺の病気などによって、汗をかきやすくなっている場合があります。

高温多湿による蒸れ

通気性の悪い服を着用したことによる蒸れや、膝の裏側やひじの内側などの汗が乾きにくい部位などでは、汗が十分に排出できず、汗管がつまってしまうことがあります。ギブスや包帯や絆創膏による蒸れも、あせもの原因になります。

皮膚のバリア機能の低下

肌のバリア機能や免疫が低下していると、大量に汗をかいたり、長時間蒸れたりしなくても、炎症が起きやすくなります。乾燥肌や敏感肌などの方は、肌のバリア機能が弱まっていて、あせもになりやすいため、注意が必要です。

皮脂の量

皮脂の量は、多いことに限らず、少なすぎることでもあせもの原因になります。 皮脂の量が多いと、皮脂で汗管が詰まってあせもの原因となります。逆に、洗いすぎなどにより必要な皮脂まで足りなくなると、肌のバリア機能が低下し、あせもの原因となります。

汗腺の密度

大人に比べて汗腺の密度が高い子どもの方が、あせもになりやすいです。汗腺の密度が高い部分は汗をかきやすく、汗管が詰まる原因となります。

できてしまったあせもは、かゆみによって、気を付けていても寝ている間などに無意識に掻いて悪化してしまうこともあります。掻き壊してしまう前に、皮膚科を受診して薬で治療することをお勧めします。

皮膚科メニュー


じんましん・あせも治療は、名古屋栄の皮膚科ロタージェへ
強いかゆみや発疹といったじんましんの症状は、多くの場合、数時間程度で収まります。しかしながら、慢性的に起こる蕁麻疹は、長期的に薬を飲み続け、薬の量を減らしていくことで、慢性化した症状を改善していく必要があります。また、あせもは、症状が軽い場合は、自然に治りますが、炎症が起こっている場合や、細菌感染が起きている場合は、抗生剤などを用いた治療を行います。じんましん・あせもは強いかゆみを伴うため、お子様は、かゆみに耐えられず掻き壊してしまうケースが多く、早めの対処が必要です。